[Y]映画「ベイマックス」〜ゆずまろん映画論
雪アナに続く長編3DGCアニメ映画「ベイマックス」を鑑賞しました。
予告では、兄の残したフワフワなケアロボットとその弟とのほんわかした癒やしがテーマの映画かな〜と思ってました。
ポスターやリーフレットもそんなイメージでしたね。
鉄拳の動画も話題になりましたね。
しかし、ネットで、アメリカ本国のポスターは「Mr.インクレイディブル」ばりのアクションムービーのようなイメージで宣伝されるって記事を「ふと」目にして、
あかん!これ以上見たらアカン!と意識的に情報をシャットアウトしました(笑)
だって、「ミスリードを狙って観客に驚きを与える」って制作者の意図が分かってしまい、その驚きを映画館じゃ味わえないじゃないですか・・・ともう時既におそしでしたが(笑)
ああいうのはいかんですね・・・上映前のネタバレは。
観た後調べてみると、「ベイマックス」って「ビッグ・ヒーロー・シックス」っていうマーベルコミックスが原作だったという・・・
そういう訳で一番美味しい驚きを味わえないまま「ベイマックス」を観たのですが、
予想を超えて楽しめました。
良い意味で想像を超えてくれました。
ココはさすがハリウッドですね〜
楽しませる分野のパワーはスゴイです。
ネタバレしてても勢いで乗り切れるほどのアイデアと物量でぶっちぎってくれます。
この部分は日本映画にも見習って欲しいですね〜
小ネタに関しては日本は得意ですが、やはりエンターテイメントの方向性では、予算的にも難しいんですかね(^^;)
あとレイティングとか・・・
まあ、ストーリー的には新味はありませんでしたが、天才少年ヒロの描き方はいかにも現代的で面白かったです。
幼くしてロボットテクノロジーの才能に恵まれた「ヒロ」が、
大学に行って知識を深めるよりも、闇ロボットバトルで海千山千の大人達を相手取り大稼ぎするオープニングなんて今の子供たち・・・特にアメリカを象徴してますね。
少年ハッカーがハッキングで盗み出した情報で荒稼ぎしたり・・・
日本でも、表向きはニートでちゃっかり自宅でネットで大金を稼いでいたりとか・・・
しかし、大学生の兄「タダシ」に連れられ通う大学で変わり者だけど、それぞれに夢を持っている学生達や、あこがれの教授に出逢うことでさらに意義深い道を進もうと決める下りは
ワクワクします。
良いですよね〜夢を追う若者って・・・
若者って言葉を使う年になってしまったのか・・・ふと思ってしまった(汗)
丁度この時期は日本でもロボコンがありますね!
それも連想しちゃいました。
「ヒロ」とは違いストイックですが楽しそうですよね〜夢が広がります。
いえ、大人達が夢みる大切さを教えないといけないと思うんですよね。
「ベイマックス」でいえば、兄のタダシやロバート・キャラハン教授みたいな。
そういう意味で残念なのが中盤からの展開です。
映画中盤からヒーローアクションムービーの様相を呈してくる本作ですが・・・
ヒーロー物の常で必ず悪役が登場します。
まさかこの人を悪役にする必要があったのかなとおもいます。もう一捻り欲しかったな。
ちょっと前半と後半のミスマッチが(汗)
あと、兄「タダシ」の沢山の人を救いたいという意思の継ぎ方もちょっと無理があるような(汗)
救う=正義という構図がいかにもアメリカン!という映画ってことかな(笑)

