[Y]私の相棒「HAMMOND44h」
去年の冬、私の勤める職場の忘年会のオープニングで鍵盤ハーモニカを演奏して以来、
すっかり鍵盤ハーモニカの魅力に取り憑かれてしまいました。
何とも言えない哀愁の漂う音色。
何時でも何処でも演奏が出来て、おまけにメロディーだけでは無く和音も奏でられる素晴らしい楽器なのです。
今まで、保育園から小学校低学年の教材くらいにしか思っていなかった楽器が、
実はこんな魅力をもっているものかと練習する中、思い知らされました。
これからもずっと演奏していけたらという想いが募って
こいつを購入してしまいましたw
その名も「HAMMOND44h」
この「HAMMOND44h」は、
鍵盤ハーモニカのメーカー「スズキ」とあのオルガン弾きには心に響く名称「ハモンド社」との
共同開発で生まれたモデルです。
後で知ったのですが、鍵盤ハーモニカーの名称はメーカーによって違い、
ヤマハはピアニカ
スズキはメロディオンって言うらしいです。
この「HAMMOND44」シリーズはその鍵盤ハーモニカの中でもハイエンドモデルに位置します。
一線を画する点はマイクを内蔵しているということ。
そして、鍵盤数の多さです。
上のがSUZUKIの「MELODION M-37」でその名称が示すとおり37鍵です。
巷の鍵盤ハーモニカーはこの鍵数ですが、
下の「HAMMOND44h」はこれまた名称が示すとおりの44鍵です。
下に5鍵上に2鍵追加されています。
これが何を示しているのかというと、大体の人間の出せるキーとほぼ同じということです。
歌でもお馴染みの人間の一番聴き取りやすくなおかつ聞き心地のいい音域だと思います。
他にも特徴があり、トップとボトムにストラップを掛けるフックがついている事
鍵盤数が増えると共に少々重量もアップしているのでそれをサポートする意味もあるんでしょうけど、
両手が開くことで、例えばアンサンブルで他の楽器をすぐに演奏出来るというメリットもあります。
もう一つの特徴が、
この蛇腹マウスピースw
フレキシブルマウスピースと呼びますが、これが結構お気に入りです。
私はどうも、あのだらんと垂れるチューブがどうもしっくりこなくて
直接吹き込むショートマウスピースを使っていたのですが、
鍵盤が見えづらいのが難点でした。
でも、このフレキシブルマウスピースをみて衝撃が走りました。
自由に変形ができ、その形を保持することが出来るので、
まるでテナーサックスみたいな感じで吹くことが出来、
ルックス的にもなかなイケてるし、
いかにも鍵盤ハーモニカーwというイメージも無くなります。
実際初めて見る人は「何?その楽器」って驚いてくれますw
操作感はどうでしょう?
もうそれも惚れ惚れすること請け合いです。
先に挙げた「MELODION M-37」も私を虜にしてくれるほど良い音色を奏でてくれたのですが、
長い時間演奏するとドレーン(吹奏楽器には付きものの、吹く息の水蒸気が液体になって溜まったもの)
が原因でいきなり音が出なくなることもありました。
キーも時に不安定になるときもありました。
しかしこの「HAMMOND44h」はさすがプロモデル!
全然違います。
キータッチも浅めで操作しやすく、なおかつ細部に至る作りがしっかりしているので、
長時間の演奏でも全く不都合なく演奏できます。
そしてサウンド!もうたまらんです。
実際聞いて貰った方が早いでしょうw
先ずは私の企画もので個人的な名曲をカバーしていこうという企画
その名も「Play With HAMMOND44h」から・・・
ライブでのアンサンブルの例として、私が参加しているバンド「YABANASHI」での演奏を挙げときましょう
目をつぶってご覧下さいw
演奏レベルも大分目をつぶって下さいw
あくまでも音色ということで・・・
これからもこの「HAMMOND44h」は私の活動の中の色んなところで活躍して貰おうと思っています。
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因みにこの「HAMMOND44h」の兄貴分とも言うべき、更にグレードアップして枯れた音を奏でてくれる
「HAMMOND44HP」というのもありますよ(^^)/
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