[Y]ピアノの練習中にふと思った・・・〜ゆずまろん果汁100%
ピアノの基礎練しててふと思いました。
一つのスケール・・・例えばCスケール(いわゆるドレミファソラシド)で、
三和音をそれぞれの音で作ると、C、Dm、Em、F、G、Am、Bdim
のようになります。
横に小さく「m」がついてるのは、ついていない和音に比べて哀しい響きがします。逆についていないのは明るい響きですね。
こうみると、Cスケールの8つの音は明るい響きと哀しい響きがそれぞれ3つずつ。
そして不安定な響きのBdim・・・これは無性に次の一番安定している響きの「C」に行きたい気持ちになります(笑)
これを自分の人生・・・笑っても構いませんよ(笑)
に置き換えると、上手い具合に納得してしまいます。
楽しい事もあれば哀しい事もある。
楽しいことをいっぱい経験したければ、その分哀しい事も沢山経験しなければいけない。
あと、一番ニュートラルな気持ち(ココではC)になる「直前」は必ず「一番不安定な」出来事があるところも何とも面白いですよね。
(※楽典的に一番ルート「C」に向かいたくなるのは5番目の音の7th・・・「G7」なのですが、ココではあえてそう言ってます。大人の対応をお願いします(笑))
更に面白いのは「m」のついた和音に1つの音・・・専門用語で「7th」の音を加えれば、哀しい響きが何とも奥深い明るい音を響かせます。
逆に明るい響きの和音にこの「7th」を加えると明るい響きが一転その明るさに少々陰りが差し込むような響きになります。
面白いですよね〜
見方を変えれば風景が違って見えてくる。そして、楽しくても浮かれすぎるなって事ですかね(笑)
音楽はこの明るい響き、哀しい響き、そして不安定な響きそれぞれが微妙にブレンドしあって素晴らしいドラマを奏でているんですね〜
やっぱ音楽は良いです(*^_^*)
って練習に集中集中(笑)