[Y]「ホビット 決戦のゆくえ」を観てきましたよ〜ゆずまろん映画論
楽しみにしていたホビットシリーズの完結編「ホビット 決戦のゆくえ」を鑑賞。
満腹感と言うより程よくまとまっているという感想。
本来であれば竜との対決がクライマックスの2作で完結するはずだったのが、
原作のいくつかの改訂されたエピソードを加え3部作にボリュームアップ。
本作「ホビット 決戦のゆくえ」はのっけから竜「スマウグ」との対決、そして
竜亡き後の財宝の眠るエレボール城を巡るドワーフ・エルフ・人間との駆け引き
そして、蘇りつつあるサウロンの放つ闇の部族との決戦
など盛りだくさんの内容。
しかし重要な登場人物の紹介などは全2作で終了しているので、
今回はひたすらアクションに次ぐアクション!
ストーリーもとんとん拍子に進むのですが、
勢いにまかせてはいてもビジュアルの素晴らしさは想像を超える迫力で、
突っ込みどころを考える暇を与えてくれませんw
個人的には2作目から登場するエルフの女戦士「タウリエル」とイケメンドワーフ「キーリー」
のせつない恋の行方も気になるところでした。
「タウリエル」を演じるエヴァンジェリン・リリー・・・美しい(*^_^*)
そしてなんと言っても、個人的に美術の素晴らしさは何度観てもうならせられます。
中つ国の多様な文化を上手く描き分けてあり、壮大な歴史を難じさせてくれます。
この美術だけでも見る価値はありますね〜
命を賭けた大冒険、数々の栄誉を受けても、
故郷に帰り着いたらまた普段の見慣れた生活が戻ってくる・・・
そんなラストシーンが何とも味わい深いかったです。
いや〜またロード・オブ・ザ・リングを最初から見直したくなりましたw